定年後再就職の場合の高年齢雇用継続給付金について

タカさん
2018/10/11
高齢者

私は定年後、現在、所属している会社で再雇用されて、高年齢雇用継続給付金を申請し、受け取りますが、その後1年以内に再就職をするつもりです。その場合、高年齢雇用継続給付金の対象とはならないのでしょうか。もちろん再就職支援金とかは受け取るつもりもなく、雇用保険等の条件は問題ないと思います。再就職の支援金は2年間が限度なのでなんとか継続したいと思いますがいかがでしょうか

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回答2件

大庭真一郎
社労士
6位
大阪府
2018/10/11

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社会保険労務士の大庭真一郎と申します。

ご相談いただいている件についてですが、結論から申し上げますと、現在再雇用されている会社に在籍している期間中は高年齢雇用継続給付金を受給することができます。

再就職した後に関しても、今いる会社を退職してから１年を超えた再就職でなければ、すなわち雇用保険の空白期間が一年を超えていなければ、再就職後の賃金が相談者様の６０歳到達時の賃金の３／４未満であるという要件を満たしていれば、引き続き高年齢雇用継続給付金を受給することが可能です。

福井蒼子
社会福祉士
20位
未登録
2018/10/13

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社会福祉士の福井です。
社会保障の分野ですので、私からも回答させて頂きますね。

今回のケースでは、雇用保険は受給されず、現時点で高年齢雇用継続給付金の受給対象となっておられるとのことなので、
一年以内に再就職されるのであれば、高年齢雇用継続給付金は再就職後も、給与が60歳時点の75％未満に低下していれば受給可能と考えます。
この制度は、同じ職場で継続して働くことが条件とはなっていませんので、別の職場に再就職したことによって受給対象でなくなることはありません。
再就職される際は、そのことを、再就職先に伝えていただくとスムーズです。

なお、ご質問時にもご記載いただきましたとおり、高年齢雇用継続給付金は、雇用保険を受給しないことや、失業期間（資格喪失期間）が一年を超えないことなども要件になっていますので、ご注意ください。