奨学金の返済が300万円残っていますが住宅ローンの審査に響きますか?
- 匿名
- 2018/2/5
- 審査
夫の奨学金返済について質問させてください。結婚2年目、30歳の主婦です。
結婚する前からわかっていたことなのですが、夫には高校と大学のときの奨学金の返済が残っています。
その額は合計で330万円ちょっと。
夫の毎月の収入は19万~22万くらいです。生活も苦しい中、月に25,000円ずつ返済しています。収入が増えてくればもっとたくさん返済していきたいのですが、このままだと返済に10年以上はかかってしまいます。
この先子どもも作りたいですし、いつまでも賃貸に住んでいるのもちょっとなぁ、と思っています。すぐには無理ですが、がんばって貯金をして、できれば家かマンションを購入したいです。
今住んでいるアパートの家賃は68,000円と安い方なのですが、家を買うことを考えると毎月の家賃ももったいないと感じてしまいます。
そこで質問なのですが、この先家を購入したいと思ったとき、奨学金が残っていると、やはり住宅ローンを組むことはできないのでしょうか。奨学金とはいえ、つまりは借金ですよね。
夫の収入のほかに私のパート収入もありますが、家の購入のために貯金をしていくより、奨学金を早く返してしまうことのほうが先でしょうか?優先順位がわからず困っています。よろしくお願いします。
結婚する前からわかっていたことなのですが、夫には高校と大学のときの奨学金の返済が残っています。
その額は合計で330万円ちょっと。
夫の毎月の収入は19万~22万くらいです。生活も苦しい中、月に25,000円ずつ返済しています。収入が増えてくればもっとたくさん返済していきたいのですが、このままだと返済に10年以上はかかってしまいます。
この先子どもも作りたいですし、いつまでも賃貸に住んでいるのもちょっとなぁ、と思っています。すぐには無理ですが、がんばって貯金をして、できれば家かマンションを購入したいです。
今住んでいるアパートの家賃は68,000円と安い方なのですが、家を買うことを考えると毎月の家賃ももったいないと感じてしまいます。
そこで質問なのですが、この先家を購入したいと思ったとき、奨学金が残っていると、やはり住宅ローンを組むことはできないのでしょうか。奨学金とはいえ、つまりは借金ですよね。
夫の収入のほかに私のパート収入もありますが、家の購入のために貯金をしていくより、奨学金を早く返してしまうことのほうが先でしょうか?優先順位がわからず困っています。よろしくお願いします。
回答は締め切られました
回答1件
- rabby223
- 住宅ローン業界の勤務経験あり
- 1位
- 未登録
- 2018/3/11
- コメントする
住宅ローンの審査では、「年収倍率」と「返済負担比率」を基準に審査を行なっていきます。
「年収倍率」は、住宅ローンの場合、年収の7~8倍を目安としています。
例えば年収300万円であれば、2,100万円~2,400万円が借入可能額の目安となります。
ここから、現在ある借り入れ分を引いた額(本件では330万円)が最終的な借入可能額となります。
つまり、奨学金を早く完済した方が良いと言えます。
しかし、330万円を一括で返済することは困難であるため、このままの状態で住宅ローンを申し込んでみる方が良いといえます。
次に「返済負担比率」です。
返済負担比率とは、「年間の借金返済額」が「年収」の何パーセントあるかという割合です。
一般的に35%以下が良いとされています。
返済負担比率の計算方法は以下の通りです。
返済負担比率(%)=一年間の返済額÷年収×100
一年間の返済額には、本件の奨学金の返済に加え、住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードのリボ払い等も含まれます。
よって、奨学金が有るか無いかでは、無いほうが良いですが、有る状態でしたら残高が多いか少ないかは関係ありません。
以上のことから、「奨学金を払いながら住宅ローンを申し込む」がベストな方法と言えます。
その際、奨学金を払いながら、借入可能額を多くする方法があります。
それは、「連帯債務」で申し込む方法です。
連帯債務にすると、夫婦で住宅ローンを契約する(夫も妻も債務者)ことになるので、年収が夫婦の合計もしくは合算者の半額で計算することができます。
夫が300万円、妻が150万円の年収の場合
年収=300万円+150万円=450万円
もしくは
年収=300万円+(150万円÷2)=375万円
とすることができるので、借入可能額も増やすことができます。
以上の方法は融資審査における数字上のアドバイスですが、現実的な考えとしては実際の収支がどのようになっているかを考える必要があります。
手取りがいくらあり、生活費等の支出がいくらあり、返済にいくらまわすことができるかを考えた上で金融機関に相談すると良いでしょう。
「年収倍率」は、住宅ローンの場合、年収の7~8倍を目安としています。
例えば年収300万円であれば、2,100万円~2,400万円が借入可能額の目安となります。
ここから、現在ある借り入れ分を引いた額(本件では330万円)が最終的な借入可能額となります。
つまり、奨学金を早く完済した方が良いと言えます。
しかし、330万円を一括で返済することは困難であるため、このままの状態で住宅ローンを申し込んでみる方が良いといえます。
次に「返済負担比率」です。
返済負担比率とは、「年間の借金返済額」が「年収」の何パーセントあるかという割合です。
一般的に35%以下が良いとされています。
返済負担比率の計算方法は以下の通りです。
返済負担比率(%)=一年間の返済額÷年収×100
一年間の返済額には、本件の奨学金の返済に加え、住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードのリボ払い等も含まれます。
よって、奨学金が有るか無いかでは、無いほうが良いですが、有る状態でしたら残高が多いか少ないかは関係ありません。
以上のことから、「奨学金を払いながら住宅ローンを申し込む」がベストな方法と言えます。
その際、奨学金を払いながら、借入可能額を多くする方法があります。
それは、「連帯債務」で申し込む方法です。
連帯債務にすると、夫婦で住宅ローンを契約する(夫も妻も債務者)ことになるので、年収が夫婦の合計もしくは合算者の半額で計算することができます。
夫が300万円、妻が150万円の年収の場合
年収=300万円+150万円=450万円
もしくは
年収=300万円+(150万円÷2)=375万円
とすることができるので、借入可能額も増やすことができます。
以上の方法は融資審査における数字上のアドバイスですが、現実的な考えとしては実際の収支がどのようになっているかを考える必要があります。
手取りがいくらあり、生活費等の支出がいくらあり、返済にいくらまわすことができるかを考えた上で金融機関に相談すると良いでしょう。
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