車の保険について教えて｜実態を教えて欲しい

初めまして、FPの藤澤と申します。

最近特に通販型保険のCMが多く、保険料の安さを売りに伸びています。ですが、代理店型の保険が残っているには、それなりの理由があります。お互いのメリット、デメリットを比較しながら回答させていただきます。

通販型の保険は、契約から満期、更新まで全てインターネットでできます。代理店のように対面で行うことはないので、時間調整や対面を好まない方にはいいと思います。しかし通販型は事故がおきた時の担当制であり、それまでには話もしたことがない方が担当になります。代理店では、契約からわからないことの質問、もしもの対応までを同じ担当が行うことが多いので安心して任せられます。
万が一の対応ですが、最近はセコムの駆けつけサービスなど、様々なサービスが組み込まれています。しかし、現場対応自体はセコムが代わりにはできませんので、警察や相手とのやりとりなどは自分で行います。その後の示談交渉等は、保険会社が行いますが、担当により対応の良し悪しはあります。1ヶ月経っても連絡一つない場合もあれば、３日に一回進展具合を連絡くれる人もいます。代理店の場合も、場所によってはすぐに駆けつけはできないため、通販型と同じく現場対応は自分ですることになります。ですが、今までの信頼関係や対応があるため、安心して事故対応をお願いできる強みはあります。
費用面では、代理店にかかる店舗代、人件費などが通販型よりかさむため、保険料は高くなってしまいます。ですが、他の安心感やサービス料等を含めると、一概に通販型が絶対安いとは言えないと思います。

通販型保険は、値段は割安ですが顔が見えない付き合いになるため、担当によっては不安やストレスを感じることがあります。ですが、保険会社や担当によってはかなり差が大きいので、絶対とは言えない状況です。万が一が起こる可能性が低いため、値段や利便性を重視するならば通販型が良いでしょう。
代理店型は、値段は安くないが、対面で契約や保険のわからないことを説明してくれるため、安心して加入ができます。内容や保証費用も、適切な額を教えてくれますので、多かったり少なかったりが比較的少ないこともあります。また事故が起きた時にも、信頼の置ける担当が対応するため、安心を得たいならば確実に代理店型です。
ご参考になればと思います。