地震の被災により返済が困難になったため返済を待ってもらうにあたって

初めまして、FP・行政書士の藤澤と申します。

被災されましたことを、心からお見舞い申し上げます。近年、日本では各地で地震等の被害が起きており、大変辛い生活を送られている方が多くいます。その一つとして、収入減少による借り入れ返済は、大きな苦痛と悩みになります。金融機関では、それぞれ対策をとっておりますので、参考になる回答ができればと思います。

レイクは新生銀行が運営するカードローンで、よく聞く代表的なローンかと思います。新生銀行のHPをみますと、支援災害により被災されたお客様へ、と対応方法が記載されています。カード等の紛失や返済に関して相談に乗ってくれるとのことです。これらのカードローンに限らず、各金融機関の対応によって異なるため、実際に電話で聞いてみることが必要です。また電話等の連絡をせずに返済が滞ると、遅延という扱いで損害金以外に一括返済を求められたり、信用情報への掲載にて今後の借り入れは難しくなることもあります。そのため、まずはどのような状況で返済が困難で、今後の返済方法や手段について話し合うことを行なってください。
二つ目の遅延損害金については、契約内容であったり、今回の金融機関の対応によって異なります。原則やむ得ない場合は損害金の発生はしない等となっているはずですが、返済相談の際に確認をしてみてください。他の金融機関では、HP上に返済に関する利息や損害金について発表をされています。今回のように自然災害であり、今後返済可能であれば一時的な猶予や免除をしてくれるはずです。

カードローンにせよ、クレジットにせよ、返済をしてもらわなければ運営が立ちいかず、自己破産をされてしまえば回収が困難になります。返済する意思があれば、返済計画の見直しや利息・損害金の猶予、免除には柔軟に対応してくれます。現在置かれている状況を説明され、今後の生活を立て直せるようにご相談してみてください。