特別児童扶養手当が足りない(不満ですが聞いて下さい)

社会福祉士の陽田です。私は発達障がいの児童と関わった事がありますので、トモ様の言われていることがとても理解できます。

特別児童扶養手当の使用目的は、トモ様の解釈で合っています。発達障がいは見えない障がいとも言われており、親御さんはとても大変だと思います。
特にパニックになると親でも手が付けられないほど大変ではないでしょうか？
発達障がいの方は病院に通っている人も多く、毎日薬を服用している人もいるでしょう。発達障がいに特化した病院はまだまだ少なく、普通の心療内科や精神科では対応ができないことも多々あります。
都道府県に３～４箇所しか病院がないというケースも珍しくありません。それを考えると、病院に行くのも一苦労ではないでしょうか？
また、一緒に子供さんを連れていくとなると、さらに大変です。

福祉サービスとして、デイサービスや移動支援（ヘルパー）などがありますが、それだけでは全然サービスが足りないのが現実ですね。高齢者（介護保険）にはあれだけたくさんのサービスがあるのに、発達障がいに対しては、サービスが少ないことに驚きです。もう少し福祉サービスの面でも手厚くなればいいと思いますね。

トモ様のお子様はどうか分かりませんが、私が関わったことがある子供さんは、パニックになると家のなかのものや家具、壁を壊す事がありました。それを修理する費用にって大金です。その辺りへの配慮があれば安心ですね。
例えば、家財に対しては、自治体の保険が適用する等あれば気持ち的に楽になるかもしれませんね。

発達障がいはクラスに１～２人ぐらいはいると言われています。とても身近なような気がしますが、身体障がいや認知症、高齢者福祉に比べると、まだまだ大変さが浸透されていない気がします。

トモ様のお気持ちはよく理解でします。結局お金は一番大切ですし、あるだけで気持ちに余裕が出てきます。

私のコメントによって少しでも気持ちが楽になれば幸いです。