金銭管理が難しくなってきた母親のへの対応をどうするか
- モモ
- 2018/11/3
- 無職
母親は75歳ですが、金銭管理が難しくなっているように感じます。月に一回デイサービスにいっており、福祉のお世話になっています。
そんな母親ですが、私の近隣で一人暮らしをしています。私は息子で仕事をしており、毎日はいけません。
周囲に迷惑をかけることを恐れています。なにかいい方法はないでしょうか?宜しくお願い致します。
そんな母親ですが、私の近隣で一人暮らしをしています。私は息子で仕事をしており、毎日はいけません。
周囲に迷惑をかけることを恐れています。なにかいい方法はないでしょうか?宜しくお願い致します。
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回答3件
- 藤澤 一馬
- ファイナンシャルプランナー
- 3位
- 未登録
- 2018/11/3
- コメントする
初めまして、看護師・行政書士をしております藤澤と申します。
現在週に一度デイサービスに行く他に、福祉サービスは使用していますか?金銭管理に関しては、通常の介護保険を利用したサービスは難しく、行政サイドのサービスを利用することがいいと思います。現在息子様はお仕事をされていて、毎日行くことが難しいとのことですが、定期的に金銭を置きに行くことはできるのでしょうか。全て管理を依頼するか、息子様の管理も含めてなのか、両面から解説いたします。
息子様が全面的に金銭管理が難しく、第三者に依頼したい場合、2つ方法があります。一つは、社会福祉協議会等が行なっている「日常生活自立支援事業」です。預貯金の払い出し、預け入れから、福祉サービスの支払い、公共料金の支払いなどをしてくれます。通帳なども預け、金銭全面的に管理をしてもらえます。必要な金銭のみ自宅に置いてくれますので、本人が買いに行きたい日用品などは問題なく購入できます。入退院に関する医療費の支払いなども行なってくれますので、安心して任せることができます。費用は月に1万円はかからない程度で、訪問回数などによっても異なります。
もう一つは、任意後見人制度です。現在認知症等、全く判断できない状態でなければ、今後の本人の状態を考え契約することも必要です。日常生活自立支援制度の様に、金銭管理や書類管理、支払いなどに対応してくれます。また福祉面に強い社会福祉士、法律面に強い弁護士・司法書士などにも後見人依頼ができますので、万が一の際も安心です。ですが、手続き面において複雑で、費用もかかってしまう点がデメリットです。そのため、現在の状態であれば、社会福祉協議会へ相談に行き、日常生活自立支援事業での対応をお願いしましょう。
息子様が定期的に訪問している場合、ケアマネジャーと相談をし、必要な金銭を自宅金庫を活用し、ヘルパー等が支払うのは可能です。また他に金銭管理に関する情報を、ケアマネが持っている可能性もありますので、ご相談いただくのもいいかと思います。
現在日常生活を営めていたとしても、今後サービスの契約や支払い、また本人がかけている保険や投資物含め、家族であっても生前の解約は難しいのが現状です。施設へ入所する等考えられる際に、本人の金銭を家族が活用するためには、事前に任意後見人契約を結び、いざとなった際に家庭裁判所で任意後見として認めてもらうことも必要となります。家族が任意後見人となることもできますので、手続きに関して弁護士・司法書士へ相談に行かれることも検討されてください。
ご参考になれば幸いです。
現在週に一度デイサービスに行く他に、福祉サービスは使用していますか?金銭管理に関しては、通常の介護保険を利用したサービスは難しく、行政サイドのサービスを利用することがいいと思います。現在息子様はお仕事をされていて、毎日行くことが難しいとのことですが、定期的に金銭を置きに行くことはできるのでしょうか。全て管理を依頼するか、息子様の管理も含めてなのか、両面から解説いたします。
息子様が全面的に金銭管理が難しく、第三者に依頼したい場合、2つ方法があります。一つは、社会福祉協議会等が行なっている「日常生活自立支援事業」です。預貯金の払い出し、預け入れから、福祉サービスの支払い、公共料金の支払いなどをしてくれます。通帳なども預け、金銭全面的に管理をしてもらえます。必要な金銭のみ自宅に置いてくれますので、本人が買いに行きたい日用品などは問題なく購入できます。入退院に関する医療費の支払いなども行なってくれますので、安心して任せることができます。費用は月に1万円はかからない程度で、訪問回数などによっても異なります。
もう一つは、任意後見人制度です。現在認知症等、全く判断できない状態でなければ、今後の本人の状態を考え契約することも必要です。日常生活自立支援制度の様に、金銭管理や書類管理、支払いなどに対応してくれます。また福祉面に強い社会福祉士、法律面に強い弁護士・司法書士などにも後見人依頼ができますので、万が一の際も安心です。ですが、手続き面において複雑で、費用もかかってしまう点がデメリットです。そのため、現在の状態であれば、社会福祉協議会へ相談に行き、日常生活自立支援事業での対応をお願いしましょう。
息子様が定期的に訪問している場合、ケアマネジャーと相談をし、必要な金銭を自宅金庫を活用し、ヘルパー等が支払うのは可能です。また他に金銭管理に関する情報を、ケアマネが持っている可能性もありますので、ご相談いただくのもいいかと思います。
現在日常生活を営めていたとしても、今後サービスの契約や支払い、また本人がかけている保険や投資物含め、家族であっても生前の解約は難しいのが現状です。施設へ入所する等考えられる際に、本人の金銭を家族が活用するためには、事前に任意後見人契約を結び、いざとなった際に家庭裁判所で任意後見として認めてもらうことも必要となります。家族が任意後見人となることもできますので、手続きに関して弁護士・司法書士へ相談に行かれることも検討されてください。
ご参考になれば幸いです。
- 藤山 鶴子
- 社会福祉士
- 28位
- 未登録
- 2018/11/3
- コメントする
ご相談ありがとうございます。
ひとり暮らしのお母さまの生活についてのご相談ですね。
金銭管理が難しくなられてきているとのことで、ご心配です。
アドバイスとすれば、今以上の機能の低下を予防することと、家族以外の近隣の方にも見守り協力を求めることかと思います。
デイサービスも利用され、外出の機会もあり身体機能の低下予防がある程度専門的に行われていることは良いことです。運動や人との交流などで脳への刺激がある生活は物忘れの予防にもなります。
おひとり暮らしだと機能の低下が進んでる状態に気づかず、金銭管理だけでなく服薬管理等も含め、本人や近隣の方への生活に支障がきたすことを事前に防いでいく必要がでてきます。
継続してひとり暮らしを続けるために、地域で気にかけて見守ってくださる方を見つけ、早期に問題を発見して迷惑をかけることを予防し理解し支えてもらえる環境をつくることをお勧めします。
地域には一人暮らしの高齢者を見守り支えるシステムがありますので、お母さまの住まわれている自治体の保健師にまず相談されてはいかがでしょうか。また、親しくされて信頼できる近隣の方や民生委員に声をかける方法もあります。家族の方が安心して生活が送れるよう、協力してもらえると思います。
ひとり暮らしのお母さまの生活についてのご相談ですね。
金銭管理が難しくなられてきているとのことで、ご心配です。
アドバイスとすれば、今以上の機能の低下を予防することと、家族以外の近隣の方にも見守り協力を求めることかと思います。
デイサービスも利用され、外出の機会もあり身体機能の低下予防がある程度専門的に行われていることは良いことです。運動や人との交流などで脳への刺激がある生活は物忘れの予防にもなります。
おひとり暮らしだと機能の低下が進んでる状態に気づかず、金銭管理だけでなく服薬管理等も含め、本人や近隣の方への生活に支障がきたすことを事前に防いでいく必要がでてきます。
継続してひとり暮らしを続けるために、地域で気にかけて見守ってくださる方を見つけ、早期に問題を発見して迷惑をかけることを予防し理解し支えてもらえる環境をつくることをお勧めします。
地域には一人暮らしの高齢者を見守り支えるシステムがありますので、お母さまの住まわれている自治体の保健師にまず相談されてはいかがでしょうか。また、親しくされて信頼できる近隣の方や民生委員に声をかける方法もあります。家族の方が安心して生活が送れるよう、協力してもらえると思います。
- 陽田裕也
- 社会福祉士
- 3位
- 未登録
- 2018/11/3
- コメントする
社会福祉士の陽田と申します。
高齢者の金銭管理に関するお悩みですね。
金銭管理を行なってくれる制度もありますが、それはまだ先の話だと感じましたので、今回は介護福祉的な側面からアドバイスをさせて頂きます。
金銭管理ができないということは、「自分自身のお金であるといえ、お母様本人に管理をさせるのは不安だ」ということだと思います。では、なぜ、金銭管理ができないのでしょうか?
理由に主に二つのことが考えられます。
①認知症などの精神面に難があり管理できない。
②寝たきりや車椅子など生活範囲が著しく狭く、管理ができない。
この二つに当てはまりますか??
①の場合は、精神的疾患や認知症が原因となります。もし、病院に通っているならそのまま継続するといいでしょう。そして、できることならその病院で金銭管理が難しくなっていることを伝えましょう。
デイサービスを利用しているとのことなので、担当のケアマネさんがいると思います。そのケアマネさんに相談して、金銭管理に困っていることを伝えましょう。ケアプランの中でそのことを反映してくれるはずです。例えば「金銭管理に不安なく生活を送りたい」という目標を設定して、それに対して支援をしてくれるプランを作ってくれます。
あとは、ケアマネを中心として、各関係事業所に連絡してくれるはずです。金銭管理は、シビアな問題なので、詐欺などに合わないためにも普段から息子さん以外の関わりをもって、未然に防ぐことが大切ですね。
②に関しても同じです。本人の行動範囲が狭くなり、ATMなどに手軽に行けないのであれば、それに対するケアプランを作成するためケアマネに相談したらいいでしょう。
デイサービスに通っているとのことですので、まだまだ自尊心もおわりだと思います。本人以外に誰かが変わりに管理する方法もありますが、それは最終手段にしか過ぎません。福祉の原点は『本人に意向』です。本人がどのように考えているかを一番尊重してあげて、周囲への配慮をもらいならが出来る範囲で金銭管理できる方法を考えるといいと思います。
それではまとめます。
①金銭管理についてケアプランに反映してもらうようにする。
②社会資源を活用して、息子さんはもちろん近所の人達にも協力してもらい詐欺などから守る。
③『金銭管理が出来ない』と考えて第三者が無理矢理管理するのは危険です。本人の意向を尊重してあげましょう。
もし、これでも難しければもう一度ご連絡下さい。
少しでも参考になれば幸いです。
高齢者の金銭管理に関するお悩みですね。
金銭管理を行なってくれる制度もありますが、それはまだ先の話だと感じましたので、今回は介護福祉的な側面からアドバイスをさせて頂きます。
金銭管理ができないということは、「自分自身のお金であるといえ、お母様本人に管理をさせるのは不安だ」ということだと思います。では、なぜ、金銭管理ができないのでしょうか?
理由に主に二つのことが考えられます。
①認知症などの精神面に難があり管理できない。
②寝たきりや車椅子など生活範囲が著しく狭く、管理ができない。
この二つに当てはまりますか??
①の場合は、精神的疾患や認知症が原因となります。もし、病院に通っているならそのまま継続するといいでしょう。そして、できることならその病院で金銭管理が難しくなっていることを伝えましょう。
デイサービスを利用しているとのことなので、担当のケアマネさんがいると思います。そのケアマネさんに相談して、金銭管理に困っていることを伝えましょう。ケアプランの中でそのことを反映してくれるはずです。例えば「金銭管理に不安なく生活を送りたい」という目標を設定して、それに対して支援をしてくれるプランを作ってくれます。
あとは、ケアマネを中心として、各関係事業所に連絡してくれるはずです。金銭管理は、シビアな問題なので、詐欺などに合わないためにも普段から息子さん以外の関わりをもって、未然に防ぐことが大切ですね。
②に関しても同じです。本人の行動範囲が狭くなり、ATMなどに手軽に行けないのであれば、それに対するケアプランを作成するためケアマネに相談したらいいでしょう。
デイサービスに通っているとのことですので、まだまだ自尊心もおわりだと思います。本人以外に誰かが変わりに管理する方法もありますが、それは最終手段にしか過ぎません。福祉の原点は『本人に意向』です。本人がどのように考えているかを一番尊重してあげて、周囲への配慮をもらいならが出来る範囲で金銭管理できる方法を考えるといいと思います。
それではまとめます。
①金銭管理についてケアプランに反映してもらうようにする。
②社会資源を活用して、息子さんはもちろん近所の人達にも協力してもらい詐欺などから守る。
③『金銭管理が出来ない』と考えて第三者が無理矢理管理するのは危険です。本人の意向を尊重してあげましょう。
もし、これでも難しければもう一度ご連絡下さい。
少しでも参考になれば幸いです。
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