女性です。将来のことを不安におもってます

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私は29歳の女で今は正社員として工場で働いています。
去年結婚したばかりですが、独身時代と変わらず残業しており定時で帰れる日はなく毎日の帰りが21時ぐらいです。

月の残業時間は50〜60時間です。

体力勝負の立ち仕事なので毎日家に帰るとヘトヘトで立っているのも座っているのもやっとで、休みの日は体がだるくて何もできず1日が終わります。

仕事は何人かでやっているので私だけ抜けるわけにもいかず早く帰りたくても帰れません。

そろそろ子供がほしいのですが毎日帰りが遅いのと仕事のストレスが溜まり、なかなかうまくいかずに最近は体調も悪く仕事中胃痛がしたり吐きそうになります。

毎日仕事を辞めようかとも思いますが、今の会社は産休育休も取れるので悩んでいます。
でも今のままだと頑張れる気もしません。

アドバイスをお願いします。

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社会福祉士の福井と申します。
私にも同じような経験がありますので、お辛い気持ち、よくわかります。

実様は仕事を辞めたいと思いながらも、将来の子育てのことを考えると、迷っておられるのですね。
仕事を辞めるかどうか考える上で、考慮していただきたいことを以下にまとめます。

①今の職場で残業の少ない部署に異動願を出せないかどうか
残業の少ない部署に異動することで問題が解決するのであれば、上司に相談してみてはいかがでしょうか。退職するよりハードルは低いと思われます。

②仕事を辞める場合、その後どうするのか、プランがあるかどうか
今の業界でもう少し働きやすい職場を探すのか、なにか資格を取って他業界に転職するのか、専業主婦になるのかなど、辞める場合は、その後、どうするのかを考え、旦那様などに同意を得る必要もあるかと思います。

③このまま仕事を続けて体調がもつのかどうか
異動願も出すことができず、今の仕事を続けることで心や体が壊れそうなのであれば、仕事を辞めた後のことが決まっていなくても、辞めるのも選択肢の一つです。体や心が壊れてしまってからでは遅いという場合もあります。

④今の仕事を続けることでの妊娠・出産・子育てへの影響
産休・育休をとれるといういい面もありますが、その一方で、過度なストレスが妊娠に影響を及ぼす可能性もあることが世間ではささやかれていますし、育休後、復帰したときに、子育てをしながらそのような長時間労働をできるのか、時短勤務できるのかという問題もあるかと思います。

なお、長時間の残業が原因で退職された場合、雇用保険では、正当な自己都合となり、特定受給資格者となりますので、自己都合でも待機期間が発生しません。退職を選択された場合は、失業給付を受けながら仕事を探したり、職業訓練を受けるという選択肢もあります。

以上のことを踏まえて、旦那様とも相談しながら、ご自身に合った決断をされるのがよいと思います。

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  • 加藤隆一
  • 2018/11/4
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現役銀行員の加藤です。労務の専門家ではございませんが、ハードワークの多い職業である銀行員の経験からアドバイスさせて頂ければと思います。

<現状分析>
質問内容を拝見いたしました。まず、残業時間は法定時間外労働のことを指すのか不明な点は考慮するとして、月の残業時間が50~60時間は客観的に見ても多いと思われます。ただし、質問者様自らがその残業に見合う給与を得ているか?給与に満足しているか?が一つ目のポイント。質問者様の現状の残業水準での給与が生活のベースになっていないか?が二つ目のポイントだと思われます。

1つめのポイント:残業時間は多いがそれの見合うだけの給与をもらっていると自覚している、つまり収入に不満がないのであれば残業それ自体は問題でないといえます
2つめのポイント:現状の残業、現状の給与収入ありきで生活がなりっている、いいかえれば今のペースで残業し続けなければ生活が成り立たないのであれば、やはり残業それ自体は問題でないということになります

私自身、銀行員として質問者様以上の残業をした経験もございます。しかし、質問者様と同じく同僚も一緒に働いている点を励みにして乗り越えました。
働き方改革が推進されている昨今、不当な残業を課す職場は減ってきている筈です。

<今後に向けてのアドバイス>
①収入に不満がなく、残業も必要だと割り切れるなら頑張って見てください
②収入等、そこまで残業が必要でないなら転職等を検討してみても良いかと思います
③残業時間がそもそも違法でないか確認はしてみるべきだと思います。会社勤めですので、会社の人事などに相談するのは避け、外部の専門家や市など公共の相談会などに出向くのも良いかと思います。ただし、いきなり労働基準局に相談することはおすすめできません。会社・つまり雇用側は労働基準局を非常に恐れています。万一残業が法定の範囲であった場合、質問者様はただ労基局に相談しただけ、のつもりでも会社からすれば密告されたと捉えられるかも知れません。
④今最もおすすめすべきなのは、とにかく休養を取ることです。私もそうでしたが、忙しく仕事に追われている状態では自分の思考もまとまりません。
連続した休暇が無理でも、せめて一日、半日でも心と体を休めることができれば考えも変わってくると思います。産休育休のある会社なら有給休暇も整備されていると思います。何よりも心身の健康が最優先、今後どうすべきかを考えるにもまずは精神状態にゆとりを持てるようになさってみてください。
⑤同僚の方に相談できるのであれば、ぜひご相談為さって悩みを共有できれば精神的負担も和らぐのではないでしょうか?
⑥最後に、残業時間や労働環境など万一違法では?と感じられたら速やかにしかるべきところに相談なさるべきです。その際必要になりますので給与明細など勤務時間のわかる資料はしっかり保管しておいてください。

一日でも早く問題が解決し、生活が快適になられるよう願っております。

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