ギャンブル依存で200万円の借金　ストレスでパニック発作を起こすようになりました

まずはパチンコをやめることが必要です。

パチンコで勝ったお金で借金を返済することはほぼ不可能です。より借金が膨らむだけですので、まずはパチンコでの借金返済は諦め、「借金は借金」として認めましょう。

なお、パチンコはれっきとした精神疾患ですので、適切な治療を受けることができれば直すことが可能です。自分の強い意思で止めることができないのであれば、精神科などに行き、適切な治療を受けることで直すことができます。

次に借金問題です。

月15万円の収入で10万円の返済はどう考えても困難です。

複数の借金を1つにまとめることができれば毎月返済額は少なくなるため、まずはおまとめローンなどで借金の1本化を考えましょう。うまく1本化できれば信用情報がブラックになることなく、返済額の軽減を実現することができます。

しかし、おまとめには審査があります。これまでの借金やクレジットカードの返済に遅れが多いような場合には、審査に通過できないこともあります。

どうしても一本化の審査に通らない場合には、公的な手段を活用しましょう。公的な手段としては、資産を持っていないのであれば個人再生をおすすめします。

個人再生は、借金を原則5分の1に減額し、3～5年で返済を行っていくという公的な多重債務者救済のための返済方法です。裁判所が認めた場合のみ、個人再生を行うことができるため、まずは弁護士や司法書士へ相談をしましょう。

ただし、個人再生は官報という国のお知らせのようなものに記載されるブラック情報です。個人再生を行うと、消費者金融やカード会社からは以後５年間、銀行からは以後10年間ブラックとみなされ、お金を借りることが不可能になります。

さらに、個人再生を受けるためには条件があります。

具体的には、

①将来において、継続して収入を得られる見込みがある人
②借金が5000万円以下の人

という条件です。

会社にお勤めであれば問題ない条件かと思いますが、もしも個人再生が適用できないのであれば、実家にお住まいであれば自己破産も最後の手段として考えることができます。

まず、①おまとめで返済額の軽減を図り、おまとめの審査に通過できないのであれば②個人再生、最後の手段として③自己破産という順番になります。

いずれにせよ、パチンコを止めることができれば借金問題を解決する方法はありますので、まずはパチンコを止めるように強い意思を持つか適切な治療を受けましょう。