施設のボランティアについて怒り心頭です！

社会福祉士の陽田と申します。
社会福祉法人にてボランティア受入員会の役員の経験がございます。

さて、あなた様のような経験をされる方はいらっしゃると思います。

このような問題になる背景ですが、福祉に対する古い歴史的背景があります。『ボランティア＝押付けの善意』決してこれではいけません。これは持論ですが、ボランティアをする以上、一切の見返りを期待するものではありません。
時間・お金・気持ち　この３つに余裕があってはじめてできるのがボランティアです。

私の経験でも、正直、押付けのようなボランティアは本当に困ります。あなた様のおっしゃるとおり、まさに自己満足で行なって帰る人もいます。

ただ、それを口や表情にだせないのが、私達、受け入れる側の立場ですね。

特に、福祉施設だと、地域の関係がありますので、邪険にできません。

そこで、私は質の高いボランティアに参加してもらうために、以下のような取り組みをしてきました。
①ボランティア前の研修。（自分のとことでもOK）
②入念な打ち合わせ。
③金銭のやり取りがないことの確認。
この３点です。

ただ、こちらから直接お声を掛ける場合があります。それは、プロかプロに近いレベルで活動されている方です。これが有償ボランティアだと思います。

このような場合は、最初にこちらから費用について交渉をし、あとあと思い違いがないように十分気をつけています。

今回のあなた様のように、事前にお金を請求されたのなら、まだましだと感じました。なので、ここから私のアドバイスを慎重にお聞き下さい。

相手を刺激しないで、丁寧に断る方法ですが、ボランティアを受入れるになたり、施設で一定のルールがあることを伝えて、それに該当しないためと伝えるのはいかがでしょうか？

ボランティアだからといって、なんでもかんでも受入れてお金を渡していたのでは、経営が大変です。小さな法人や施設なら尚更ではないでしょうか？

今後のことですが、有償ボランティアにしても、上限を決めておくといいでしょう。

今回のことが参考になれば幸いです。