都心の一等地にある主人の実家 誰が相続するかで兄弟間がギクシャクしています
- 匿名
- 2018/2/5
- 遺産相続
結婚して20年になる、専業主婦です。年齢的にも子育ても落ち着きつつ、これからの両親の介護など、年代的な問題も現れ始めてきました。
先日、夫の実家へ親戚一同集まった際に、義父が思いがけない話を切り出しました。それは、今後の遺産相続についてでした。義父自身の年齢を考え、次の世代へと託す準備をしていきたいそうです。
夫の実家は都心の高級住宅地にあり、近くには著名な方の自宅もあるような所です。代々住んでいる持ち家で、土地と家をあわせたら、億は行くことでしょう。ですが、貯蓄はあまりないようです。
長男の嫁として、いつかはこのような話がくるのではないかと、心構えはしていたつもりでしたが、いざ現実となると、その責任感から気が引き締まる思いでした。
夫は三人兄弟ですが、長男を大切にする家風ですので、当然夫へ話を振ってきました。夫は転勤族なので、まだ同居は考えていないが、いずれはこちらへ住むと答えていました。
そこへ次男夫婦が申し出をしてきました。「私たちが近いうちに同居するから、転勤族の兄夫婦は何も心配いらない」とのこと。すると、三男夫婦も声を上げ、「うちは子供がいないし、介護が必要になれば専念できるから両親をまかせてほしい」と言い出しました。
現金化すれば分けることができますが、皆この家自体は無くしたくないという意見は一致しています。結論として、兄弟間で話し合いをしなさいとのことでいったん落ち着きましたが、この一件以降、なんとなくギクシャクした雰囲気になってしまいました。
なにかいいお知恵があれば、お願い致します。
先日、夫の実家へ親戚一同集まった際に、義父が思いがけない話を切り出しました。それは、今後の遺産相続についてでした。義父自身の年齢を考え、次の世代へと託す準備をしていきたいそうです。
夫の実家は都心の高級住宅地にあり、近くには著名な方の自宅もあるような所です。代々住んでいる持ち家で、土地と家をあわせたら、億は行くことでしょう。ですが、貯蓄はあまりないようです。
長男の嫁として、いつかはこのような話がくるのではないかと、心構えはしていたつもりでしたが、いざ現実となると、その責任感から気が引き締まる思いでした。
夫は三人兄弟ですが、長男を大切にする家風ですので、当然夫へ話を振ってきました。夫は転勤族なので、まだ同居は考えていないが、いずれはこちらへ住むと答えていました。
そこへ次男夫婦が申し出をしてきました。「私たちが近いうちに同居するから、転勤族の兄夫婦は何も心配いらない」とのこと。すると、三男夫婦も声を上げ、「うちは子供がいないし、介護が必要になれば専念できるから両親をまかせてほしい」と言い出しました。
現金化すれば分けることができますが、皆この家自体は無くしたくないという意見は一致しています。結論として、兄弟間で話し合いをしなさいとのことでいったん落ち着きましたが、この一件以降、なんとなくギクシャクした雰囲気になってしまいました。
なにかいいお知恵があれば、お願い致します。
回答は締め切られました
回答1件
- Nagano.S
- ファイナンシャルプランナー
- 29位
- 未登録
- 2018/3/22
- コメントする
まず、相続対策に関して言えることは「とにかく早く始める」ということです。現状では話合いが進んでいないということですが、今もしお義父様に万一のことがあった場合はどうなるでしょうか?
おそらく兄弟間で揉めてしまい「争族」となる可能性が高いかと思います。
ご相続に関しては、両親の死後のことを話すので抵抗感をお持ちの方が多くいらっしゃいます。しかしこればっかりは明日何があるか分からないので、相続準備に関しては早すぎるということはないので、早めの対策が大事です。
質問者様のお悩みですが、まずお義父様の生前と死後に分けて考える必要があります。
生前のお悩みは「どなたが両親と一緒に住むか」ということですよね。こればっかりはご兄弟で話合われて解決するしかないと思います。
そして死後「誰が財産を相続するか」ということが重要になってくるかと思います。
そこで注意いただきたいのは「必ずしも同居したお子様が財産を全て相続できるわけではない」ということです。どなたが一緒に住んでようともお子様の相続分は法律上3分の1ずつになります。しかし面倒を見ていたもの方からすると、平等に分けられたら納得は出来ないですよね。仮に長男様が一緒に同居され他のご兄弟が「兄貴が面倒みてくれたし俺たちは何もいらないよ」と言ってくれればいいですが、今の状況では難しいかもしれないです。
そこで主な対策としては2つ考えられます。
1つ目は、不動産を生前贈与し名義を書き換えておく方法です。これだったら死後揉めることなく確実に不動産を引き継げます。ただしこちらはメリット、デメリットございますので、検討される場合は専門家の方にしっかりと相談されてから行って下さい。
2つ目は遺言書を書いておく方法です。遺言書も形式不備等があれば認められない場合も多いので、費用はかかりますが公証人役場で公正証書遺言を作成することをお勧めします。
お義父様に遺言のお話をすることは躊躇されるかもしれませんが、親は自分の死後、子供たちに揉めてほしくないと思っているはずので一度検討してみて下さい。
最後に相続税については何か考えておられますか?不動産評価が高く、預貯金が少ないということで、相続税は基本的には現金で納めないといけないので、そちらも合わせて考えられた方がいいかと思います。不動産の評価や相続税の試算は銀行等でも無料で行ってる所もありますので、一度把握してみて下さいね。
おそらく兄弟間で揉めてしまい「争族」となる可能性が高いかと思います。
ご相続に関しては、両親の死後のことを話すので抵抗感をお持ちの方が多くいらっしゃいます。しかしこればっかりは明日何があるか分からないので、相続準備に関しては早すぎるということはないので、早めの対策が大事です。
質問者様のお悩みですが、まずお義父様の生前と死後に分けて考える必要があります。
生前のお悩みは「どなたが両親と一緒に住むか」ということですよね。こればっかりはご兄弟で話合われて解決するしかないと思います。
そして死後「誰が財産を相続するか」ということが重要になってくるかと思います。
そこで注意いただきたいのは「必ずしも同居したお子様が財産を全て相続できるわけではない」ということです。どなたが一緒に住んでようともお子様の相続分は法律上3分の1ずつになります。しかし面倒を見ていたもの方からすると、平等に分けられたら納得は出来ないですよね。仮に長男様が一緒に同居され他のご兄弟が「兄貴が面倒みてくれたし俺たちは何もいらないよ」と言ってくれればいいですが、今の状況では難しいかもしれないです。
そこで主な対策としては2つ考えられます。
1つ目は、不動産を生前贈与し名義を書き換えておく方法です。これだったら死後揉めることなく確実に不動産を引き継げます。ただしこちらはメリット、デメリットございますので、検討される場合は専門家の方にしっかりと相談されてから行って下さい。
2つ目は遺言書を書いておく方法です。遺言書も形式不備等があれば認められない場合も多いので、費用はかかりますが公証人役場で公正証書遺言を作成することをお勧めします。
お義父様に遺言のお話をすることは躊躇されるかもしれませんが、親は自分の死後、子供たちに揉めてほしくないと思っているはずので一度検討してみて下さい。
最後に相続税については何か考えておられますか?不動産評価が高く、預貯金が少ないということで、相続税は基本的には現金で納めないといけないので、そちらも合わせて考えられた方がいいかと思います。不動産の評価や相続税の試算は銀行等でも無料で行ってる所もありますので、一度把握してみて下さいね。
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