【子供のトラブル】子供がガラスを割るトラブルに！

ありがとうございます。
勿論、直接的に息子がガラスを割ったなら、謝るのは当然のことです。
友達に押されたことが事実であった場合、そのようなことをしたら子供を信用していないことにならないですか？子供にはなんと説明をしたらよいでしょうか？

コメント、ありがとうございます。

確かに先方に謝罪することは、子どもの目から「自分を信用してくれていない」というように映るかもしれません。ただ、今回の件は、原因と結果をきちんと分けるべきだと思います。

ご説明したように、窓ガラスが割れた原因は、今ではもはや「闇の中」です。自分の子どもの言い分を信じることは、親としては当然のことですし、何があっても最後の理解者であるべきだと思います。

しかし、子どもの言い分を全面的に聞いて、相手の親御さんに伝えても、その場に子どもたち以外にいなかったのなら、まさに「水掛け論」になってしまいます。水を掛け合っているうちはいいですが、そのうちエスカレートして、矢が飛び交うようになったら、もはや収拾がつかないと思います。

自分の意見を主張することは大事ですが、自分が信じる「正義」と相手が信じる「正義」とが全く違ってぶつかり合う場合、後には相手に対する憎しみしか残りません。隣近所に住んでいる人に向かって騒音を流したり、クレームをつけたりなどのトラブルを起こす人が、しばしばニュースになります。

この人も、自分の「正義」を主張しているのです。どこかで折り合うことができず、後戻りできない状態になれば、お互いにとってマイナスです。

ご相談の内容の中に、先方の親御さんが窓ガラスの弁償を要求された旨が記載されていませんでしたが、もしその点を全く言及されなかったのであれば、向こうも穏便に済ませようということかもしれません。

そうであれば、あえて「うちの子は悪くない」と主張することで、一旦終わったことを蒸し返すことになり、相手を硬化させることになるかもしれません。回答では、「修理代として商品券を…」と言いましたが、取りあえずお詫びと菓子折程度の方が無難かもしれません。

また、子どもさんには、「あなたの言うことは、何があっても信用している」旨をまず伝え、「それでも、窓ガラスを割って迷惑をかけたのだから、きちんと謝ろうね」と言ってみてはどうでしょうか。これは、原因と一線を画した「結果」に対する責任です。

このような対応、態度を取ることで、子どもさんも、「結果に対しては責任を取らなければならない」ということを学ぶと思います。ここは、親としての度量を見せる所だと思います。