夫が隠れて200万円の借金 妊娠中だけど離婚に踏み切りたい

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私は現在1歳半の男の子を育てつつ、お腹に二人目の赤ちゃんがいる専業主婦です。旦那とは以前勤めていた会社で出会いお付き合いが始まりました。お付き合いをしている頃私は一人暮らしをしており、そのアパートに彼がほぼ毎日泊まりにきており同棲しているようなものでした。

しかし、彼は親に給料の入る通帳を管理されており、月に決まった金額しかもらっておらず一緒にいるときの食事代やデートの費用は私がほとんどはらっている状態でした。しかも、何かを買いたいとき、親にはお金がもらえないので私にお金を借りたり友人にお金を借りたりとお付き合い当初からお金に関してルーズな部分がありました。

そんな生活をしていたので私も貯金を使い果たしており、給料だけでは生活が難しくなっていたので家の家賃、光熱費、大学時代に借りた奨学金、交際費などを私自身がねん出するために会社には内緒で夜の仕事を始めたり、コンビニでアルバイトしたりと身も心もボロボロでした。今となってはなぜそこまでしていたのか自分自身わからない部分もありますが、結婚したら自分の通帳を自由に使えるようになるからという彼の言葉を信じていたのかもしれません。

その後、2年ほどお付き合いをして、結婚しようかと話になっていた時に妊娠が発覚し、そのままトントンと結婚したという流れです。結婚してからも旦那の給料だけでは生活が厳しかったので、会社は退職したものの、フルタイムのアルバイトを週に4~5日行い私自身月に10万ほどお給料をいただいていました。

その頃旦那は転職をして全然職種の違う仕事についたため、最初の数か月は給料もほとんどなく、二人の給料を合わせても28万ほどでした。家賃8万5千円、光熱費1万、奨学金1万3千円、車などのローン3万、食費4万、携帯などの通信費3万円、保険等1万とギリギリだった生活ですが、ある日から旦那が持っているクレジットカードの使用金額が月平均8万ほど使用しているのに気が付きました。多い月では15万にもなっていました。

そのころには出産して私は働けなくなっていたので旦那の給料のみでの生活になっていました。旦那曰く、お客さんの注文品を自分のクレジットで立て替えてそれをあとで現金でもらっているということでした。返してもらえるならと思っていましたが、だんだん返ってきたお金を受け取れることもなくなり、給料だけでは追い付かなくなり貯金していたものを切り崩して生活している状態が1年以上続きました。

そんな中ではありましたが二人目の妊娠が発覚したので、もうクレジットを使用したり、立て替えるという作業を辞めてほしいと伝えていたある日、銀行からローンの催促状が自宅に届きました。しかも2件の銀行からカードローンの明細が届いたのです。問いただしてみると、自分のお小遣いでは賄いきれない食費や仕事上でノルマを達成するために使用したお金など、クレジットカードを使用しすぎて支払いができなくなり、別の銀行からお金を借りて…ということを三社の銀行から行っており、トータル200万の借金をしていました。

私は全く聞いておらず、1年以上前からお金を借り始めていたとのことでした。それまでも、貯金箱から勝手にお金を持って行ったり、家に隠してあったお金を勝手に使用したりということが多発しており、その上で黙って借金をしていた旦那を私はとうとう許すことができなくなりました。

結婚したら、子供が生まれれば変わってくれる、父親として自覚をもってくれると信じていたのでその信頼が一気に崩れました。離婚の話を進めたい気持ちはありますが、まだ妊娠中ということで仕事を始めることが難しいのが現状です。貯金は雀の涙程度しかありません。私の奨学金もまだ残っていて子供たちの学資保険や生活費などももちろん、今後の子供の生活の為に貯金をしなくてはという思いなので早く働きに行きたい気持ちです。

私が苦労をする分には全然かまわないのですが、こんなどん底の原因を作った旦那が許せません。まだ離婚の話は全然進められておらず今後本当に離婚になった際養育費などもらえるのかなど不安がいっぱいです。

このような状況で離婚に踏み切ろうとしている私は無謀でしょうか。今後はどうやって子供を養っていけばよいのでしょうか。

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回答1

アドバイザー写真 井上 通夫
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あなたの気持ちは、既に離婚へ傾いているように感じます。今後夫が改心して、真面目に働き、借金をしなくなれば、離婚することはないのかもしれません。しかし、それは無理だと、既にあなたは思っているようです。

お話を聞いた限りでは、夫は典型的なお金にだらしない人のようです。借金を作ってもさほど重要に考えず、どうにかなると思っているタイプです。

交際しているときは愛情があったかもしれませんが、結婚生活を続けていくためには、それだけでは無理です。そのことは、現在あなたが一番痛感されているのではないでしょうか。

従って、自ずと離婚という結論になりますが、一番のあなたの悩みは、今後の金銭的なことです。

そこで、一つの提案ですが、離婚した後にあなたの実家に戻ってはいかがでしょうか。実家に子どもを預けて働きに出れば、住宅にかかる費用を抑えることができ、ある程度の生活はできると思います。

もしそれが不可能でしたら、地元の「母子生活支援施設(旧母子寮)」に入居するという方法もあります。一度、「社会福祉法人全国社会福祉協議会」に相談されたらいかがでしょうか。

離婚後の養育費ですが、現在の夫の経済状態では、継続して支払う可能性は低いと思います。もちろん、父親の義務として養育費を支払ってもらう必要はありますが、あてにせずあくまでも子ども2人のために働く覚悟を持った方がいいと思います。

もし幸運にも、養育費が振り込まれたら、別口座にプールして、いざというときに使わせてもらい、初めから夫からの養育費はあてにしないと決めておいた方がいいと思います。

また、現在母子家庭には、児童扶養手当の支給、自治体によっては医療費の助成制度などがありますので、併せて先程ご紹介した「社会福祉法人全国社会福祉協議会」に相談してください。

最後に一つ気になったことがあります。夫は、クレジットカードや銀行のカードローンを利用して借金をしていますが、内緒であなた名義の借金はありませんか?勝手にあなた名義で借金をしていないか、夫に確認してみる必要があります。

夫とは、養育費、子どもとの面会などについて話し合いを行い、「離婚協議書」を作成することになりますが、できれば間に弁護士などをいれて正式に作った方がいいと思います。

その際に、もしあなた名義の借金があれば、併せて話し合い、解決しておく必要があります。

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