就労支援移行支援について、収入について。

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私は42歳で、精神福祉手帳3級があります。今の仕事は辞めて、就労移行支援を受けて、全くべつのしごとを考えています。
この場、就労移行支援を受けている間、収入がないということですよね?
私には家族がいます。
それを考えた場合、就労移行支援は現実的に難しいということでしょうか?アドバイスをお願い致します。。!

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回答2

アドバイザー写真 福広 太郎
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ご相談ありがとうございます。
社会福祉士の福広太郎と申します。

就労移行支援では、一般の就労に向けての訓練という意味合いが強まっており、報酬(工賃)を支払う事業所は少なくなっているのが現状です。報酬があるところもありますが、額はわずかでしょう。

報酬をもらいながら働くのであれば、就労継続支援B型やA型がよいと思われます。

ご家族を養うということでだけを重視すれば、就労継続支援A型が最低賃金を保障された形での報酬となりますのでお勧めです。

少しでもお役に立てればさいわいです。
就労継続支援A型と就労移行支援の違いはなんでしょうか?
就労継続支援A型は、一般の会社と同じように、会社との雇用契約をして働くところで、給料もあります。ほとんど一般の会社で働くことと同じことで、一般の会社よりも障害に合わせた働き方をしやすいところです。希望すれば、一般の会社への就労支援もしてくれます。
就労移行支援は、就労継続支援と違い簡単な作業を行いながら就職や就職した後も長く働けるように練習するところと思ってもらえばよいでしょうか。作業に対しては工賃があるかないか、登録する事業所によって違います。
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社会福祉士の福井と申します。
精神福祉手帳をお持ちで、就労移行支援をお考えなのですね。

就労移行支援は、一般企業への就職を目指されている方が訓練を受けて就職を目指すものなので、就労とはみなされず、原則賃金が出ません。

したがって就労移行支援を受けている間の収入は、基本的には失業保険、生活福祉資金などの貸付制度、障害年金、生活保護などから、使える制度があれば利用していくしかありません。

就労しながらスキルを身に付けていきたいということでしたら、就労継続支援A型がよいでしょう。
訓練がメインとなる就労移行支援とは違って、就労継続支援A型は賃金をもらって就労する形態をとります。(就労継続支援B型というのもありますが、B型は非雇用型のため、A型より収入はぐっと低くなります。)
就労継続支援A型から一般企業への就職を目指すことも可能かと存じます。

その他に、生活困窮者自立支援制度を利用できる可能性があります。生活困窮者自立支援制度は、失業などで生活にお困りの方を支援する制度です。住居確保給付金が支給されたり、すぐに就労が難しい方を支援するプログラムもあります。窓口はお住まいの市町村にお問い合わせください。

以上、お役に立てれば幸いです。

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