生活保護と精神障害者の手当てについてです

ご相談ありがとうございます。
社会福祉士の福広太郎と申します。

ご両親と娘様と同居されているということで話を進めさせて頂きますね。

まず、精神障害による手当てにつてですが、一般的にですがうつ病など症状が変動する障害への手当が認めれるのは難しいです。
仕事もできない状況とのことですので、手当てではなく障害年金の受給ができるのではないかと思います。
かかりつけの医師と相談してみてください。

また、精神保健福祉手帳の取得をすれば税金や公共機関などの各種割引や免除が適応されます。精神保健福祉手帳の取得は、お住まいの自治体の役所で申請します。その際、医師の診断書・マイナンバーなどの提出が求められると思いますので、事前に電話で確認しておくとよいでしょう。

次に、生活保護についてです。
生活保護は簡単に申しますと、収入では賄えない費用があり、その費用に対する保護がない場合に最低限度の生活ができないと判断されると、受給決定となります。
また、生活保護は世帯原則で審査されます。血縁や養子縁組など関わらず、生計を共にしている人同士が世帯と見られます。同居していると、生計を共にしているとみなされやすいです。

その世帯における収入(各個人の年金、医療費助成制度、バイト給与など)が最低生活費より低ければ受給の可能性が高いです。
最低生活費は、お住まいの土地や世帯構成などによって変わってきますので、お住まいの自治体の役所で聞いてみるとよいでしょう。

もし、ゆう様のみの生活保護受給を検討されたい場合は、生計が別であることや、他の家族からの援助が受けられないことを示す必要が出てくることでしょう。

障害年金、精神保健福祉手帳による免除、難病医療費助成、生活保護は併用可能です。

少しでもお役に立てればさいわいです。

心中お察しします。

まずうつ病については、精神障害でも障害年金を受給できる可能性があります。

一般に障害年金を受給するには、被保険者要件、障害要件、保険料納付要件を満たす必要があります。

被保険者要件は、初診日において、厚生年金（お勤めされていた）か、国民年金の被保険者であったかです。

障害要件は、初診日から1年6月経過後、障害等級１級２級（厚生年金であった場合は）３級に該当することです。

保険料納付要件は、経過措置等ありますが、原則未納がないことです。

次に生活保護は、結論から申し上げますと、生活保護と障害年金はどちらも満額は受給できません。障害年金が優先され、差額分は生活保護は減額されます。

以下、参考にしていただければと思います。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/index.html
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/jukyu-yoken/20150401-01.html