クレジットカードの延滞、遅延について質問

FPの山下と申します。

過去の返済において延滞が発生したことが教育ローンの審査に影響しないかご心配のことと思われます。

結論から申し上げますと、１日の延滞でも個人信用情報には「延滞」という履歴が残ってしまいます。

個人信用情報には、「何年何月何日に延滞が発生」という履歴が残るのです。

これらの履歴は、延滞が解消してから５年間で消えると言われています。

なので、大なり小なり、融資審査には影響が出てしまいます。

しかし、延滞にも度合いがあります。

今回は２，３日の延滞があったようなので、軽微な延滞と言えるでしょう。

私がこれまで取り扱ってきた事例からすると、２，３日の軽微な延滞でしたら、融資審査に通過できた場合が多くありました。

ですが、大丈夫ですと断定はできません。

教育ローンを申し込む際、過去に延滞があったという事実を担当者へ伝えることは重要です。

なぜなら、融資審査は、年収や勤続年数、延滞履歴など数字で判断される部分（定量面といいます）と、申込人の人間性を判断される部分（定性面といいます）から行われます。

過去に延滞をしてしまったマイナスの事実でも、正直に伝えることで金融機関担当者からのイメージは良くなります。

金融機関の担当者は全てのお客様に平等なサービスを提供しなければいけませんが、やはり金融機関の担当者も人間なので、誠意あるお客様に対しては色々と試行錯誤してくれるかもしれません。

現在、延滞は解消されているのであれば、早めに申し込みの手続きを行い、審査の可否を出した方が良いと思います。

早めに行動すれば、万が一、融資審査が否決だったとしても次の方法を考える時間と余裕があります。

以上、ご検討ください。