結婚祝いも出産祝いも一切なしの義両親　義実家帰省の上手い断り方がわかりません

はじめまして、ファイナンシャルプランナーの西岡と申します。
ご相談内容に関しまして、上手な断りかたなどをアドバイスするわけではありませんが、相談者様の人生や将来においてすごく重荷であることや、どれだけ時間やお金を浪費しているのか、その浪費しているお金や時間がどれだけ大切なものなのかを旦那さんにも教えてあげる必要があります。

ご結婚や出産に対してのお祝い金がないというのは、旦那様の言う通り金銭的に例え数千円のお金ですら厳しい状態にあったのかもしれません。
また、頻繁に会いたいと言ってくれるのは言葉としては嬉しいかもしれませんが、なかなか断りづらく精神を消耗してまでも会いにいくというのはかなり生活の重荷になってくると思います。

まして相談者様が住んでいるところから、帰省するのに1回10万円かかるとなると年間に3回の帰省で30万円と3日間の時間、宿泊するのでしたらそれ以上の時間を浪費していることになります。

まずは「浪費」であるということをしっかり理解することです。
浪費とは「一瞬の幸せのためにお金（時間）を使うこと」、「嫌々お金（時間）を使うこと」、「必要のないものにお金（時間）を払うこと」などです。

相談者様は旦那様の両親との、家族の付き合いのために「嫌々お金と時間を使っている」ということになりますので完全に浪費です。
相談者様が支払ったお金や時間に対する対価は返ってきますか？
それによって学べるもの、得られるもの、例えば10万円というお金を支払って時間をかけて帰省してまでも体験したいほど楽しい思い出が向こうで得ることができるのであれば浪費とは言いません。

限られた人生を充実させるためには、これを十分に理解してお金と向き合う必要があります。


次にその浪費したお金や時間が、将来においてどれほど重要なものであったのかも頭に入れることで人はなんとしてでもその浪費をなくす努力をします。
例えば年間に30万円と5日間の時間を無駄にしているとします。
その嫌々使ってしまったお金と時間で、人生を充実させるためにどういったことができたのかを考えてください。

例えば年間に30万円を老後のために運用、積立をすれば、老後はかなり充実した生活が送ることができますし、子供の教育資金としても十分な金額になります。
30万円も使って嫌々義実家に帰省して5日間も気を使って暮らすのと、30万円の予算で5日間夫婦や友人と旅行に行くのではどちらがいいですか？

それだけ遠方で暮らしているのですから移動だけでもお金や時間、体力や精神的にも消耗することは誰から見てもわかる筈です。
大事な用事のあるときや、お正月などみんなが集まるような時にたまに顔を出せばいいでしょう。

説得方法は専門家ではないのでわかりませんが、まずは旦那様にこの旨を詳しく伝えて見てください。
前にも述べた通り考え方が変われば人は行動を起こそうとします、旦那さんに考え方を変えてもらい、行動してもらいましょう。