不倫はいけないことだと頭ごなしに否定するのではなく、前向きになれるようなアドバイスをください

社会保険労務士の黒田英雄と申します。
一意見として参考にしていただければ幸いです。

まず、質問者様は「不倫はいけないことだと頭ごなしに否定」しないでほしいとのことでした。
私は頭ごなしに否定はしませんが、残念ながら肯定もできません。
ここ数年、これだけワイドショーで取りざたされていることから見ても、不倫に対する世間の風当たりは、かなり厳しいものであると思います。
質問者様もそれを感じているからこそ、こういった書き方をされたんだと思います。

ただ反面、それだけ不倫はありふれたものであるとも言えます。
仮にそれでも各家庭が問題なく回るのであれば、必要悪としての不倫は存在するのかもしれない、ということは考えられます。

質問者様の場合は、もう不倫という段階ではないように見受けられます。
離婚した場合のお金の問題などを考えておられるようですし、なにより「お互いに本気で相手の全てを欲しくなり」と書いていることからも、すでに真剣な恋愛をされているのだと思います。

前向きになりたいということですが、一度立ち止まって考えてみてください。
質問者様には奥様がいて、お子様が２人います。
お相手には旦那様がいて、シングルマザーになった場合という記載から察すると、人数は分かりませんがやはりお子様がいるようです。

もし質問者様とお相手が、それぞれの家庭のことを考えて恋愛をあきらめたとしたら、ツラい思いをするのは、人数としては２人です。
もし質問者様とお相手が、恋愛を成就させて離婚が成立したとしたら、ツラい思いをする（と断定はできませんが）のは、人数としては少なくとも５人います。
それに残りの人生の年数を掛け算したら、ものすごい差になります。

それだけの影響を考えたとしても、自分たちだけでも幸せになりたい！ということであれば、突き進んでいいと思います。
ただ、質問者様もお相手も、自分たちの幸せだけではなくお子様たちの幸せにも責任があります。

お互いの事情を共感してアドバイスすることは、恋愛関係でなくてもできます。
出会いの順番を恨んだりしてしまう気持ちは、よく分かります。
でも結婚する時には何かしらの誓いを立てているはずですので、ご自分でそれを貫けるかどうかではないでしょうか。

もし誓いをやり直すのであれば、それ相当の覚悟を持つべきだと思います。
もちろんそういった方も、世の中にはたくさんいます。

どの方向に前向きになるかは、質問者様がお決めください。
どういった形であれ、お幸せになることをお祈りいたしております。