高額のアルバイトをしても再就職手当てもらえるの？

海藤と申します、よろしくお願いいたします。官公庁の相談員を経験しております、少しでも参考になればと思い回答させていただきます。

相談者さまの状況について確認させていただきたいのですが、離職の手続きをして７日間の待期期間が過ぎ、アルバイトをしている。約１ヶ月後には３ヵ月の給付制限期間が終了するところ、アルバイトの内容は週6で１日３時間、雇用保険には加入していないということで間違いないでしょうか。

給付制限が解除される前に就職を決め、再就職手当を受給したいということですね。

再就職手当を受給するためには、以下の8つの条件を満たしていなければいけません。お手持ちの資料にもあると思いますが念のため記載いたします。
① 失業保険受給の手続き後、7日間の待期期間を満了後に就職。
② 失業手当（基本手当）の支給残日数が、就職日の前日までに3分の1以上残っている。
③ 自己都合退職等により給付制限がある場合、待期期間(7日)満了後1ヶ月以内の就職はハローワーク等の紹介で就職であること。
④再就職先が退職した会社の関連会社ではないこと。
⑤ 再就職先には、1年を超えて勤務することが見込める。
⑥ 雇用保険に加入できること。
⑦ 過去3年以内に再就職手当の支給を受けていないこと。
⑧ 受給資格決定の前(失業保険受給の手続き前)に、採用が内定していた会社ではないこと。

クリアしている、120日の給付日数がすべて残っているのであれば、
120日×70％×基本手当日額(６千円ちょっと位)に当てはめて計算していただくと金額が出てくると思います。

アルバイトの内容については、失業認定申告書できちんと申告して下さい。決められた回数の求職活動は行なっていますか。現在のアルバイトが1週間辺りの就労時間は20時間以内、、雇用保険にも未加入なので『就職』には当たらないと思われますが、求職活動でハローワークを利用される際に、再就職手当について確認してみてはどうでしょうか。

少しでも参考になれば幸いです。