病気で体の限界を感じているのですが、愛着のある店を畳みたくはない

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40代男性。僕は約20年間バーテンダーをやってきました。

アルバイトで始めてこの仕事ですが毎日全て出し切り23歳のときに店長に任されました。
そして同店舗を引き継ぎ念願のオーナーになりました。
ここまではいろいろはありましたが順調でした。
ここまでは。

それから2年間当然借金もあるのでとても真面目に働きました。がんばれば頑張るほど儲かり、30歳になるころには僕が店長時代からスタッフの副店長が立派になり完全にお店を任せられるほどでした。
休養兼次の店の人員確保のためお休みをいただきました。
わかっていたことですが、やはり毎日仕事をしていたので突然することがなくなってしまい、日々の過ごし方にとまどいつつも2月ほどすぎたころです。

僕は突然「白血病」になってしましました…

抗がん剤治療のため8か月のきつい闘病生活が始まりました。
僕は見事治療に成功し再び仕事に戻って来ることができました。
その翌年の定期健診の日、再発が見つかりました。

先生は次の治療は難しいので移植提案をしてくれました。移植は思っていた以上にきつく僕は「死ぬのじゃないかな。」と普通に思えました。
移植は無事成功、18日間の無菌室という地獄の淵から僕は戻って来られました。

しかし本当に試練はこれからでした。
GVHDという移植の後遺症が徐々に僕の体を蝕みはじめました。体は結構ボロボロでしたが心は元気でした。僕は働いていましたが、ついにGVHDは足を蝕み出しました。僕は靴を変えたり痛み止めを飲んだりいろいろためしましたが、GVHDは足の自由を奪っていきました。
歩くときは杖を持つようになり、僕は現場で働けなくなりました。

僕は座って営業するようになりましたが、やはりそれでも体には堪えました。お店も徐々に勢いを失いあっという間に潰れかけになりました。それでも店長を変えたりしながら無理やり一年一年過ごしてきましたが、ついに僕の体もふたつの店舗の経営も限界がきました。

他人は迷うことはない、閉めろというでしょう。しかしこの店は地元で30年以上続けている歴史のある店です。僕はこれを潰したくなくて色んな店長にも任せました。次も誰かに任せられれば…そういう思いがぬぐいされないのです。

僕はそうやって生きてきました。これが僕の足掻く力だと思っていました。
今、これを変えることは今必要なのでしょうか?

回答は締め切られました

回答1

アドバイザー写真 黒田 英雄
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社会保険労務士の黒田英雄と申します。

NPO法人労働者を守る会の相談員をしております。
ご相談の中には、病気に関わるものもかなり多くあります。

また、私自身も心臓手術・開頭手術という命に関わる経験をしておりますので、わずかばかりでもお気持ちに寄り添うことができるかもしれないと思い、回答させていただきます。

まずは、大変なご病気とその壮絶な治療に立ち向かわれましたこと、そして移植の後遺症に悩まされながらもお仕事を続けていらっしゃること、ほんとうに頭が下がります。
そして今この瞬間も、30年のお店の歴史の責任をご自身でしっかり背負われているからこそ、ここにご質問くださったのだと思います。

30歳を超えてからの発病で、だんだんと身体の自由が利かなくなっていくのは、非常にお辛いことだと思います。
「体にも店舗の経営にも限界がきた」と書かれていますし、おそらくギリギリまでがんばられての現在なのではないかと想像いたします。

お店を続ける続けないは、質問者様のお気持ち次第だと思います。
やりたいことを止める権利は、他人にはありません。
誰になんと言われようとも、最後は自分の意思がいちばん優先です。
そういう意味では、今質問者様が変わる必要はないと思います。

ただ、経営が成り立っていないということであれば、その部分は切り離して考えないといけないのではないでしょうか。
文章を読む限り、次にお店を任せられる人は見つかっていないようにお見受けします。

ご病気で大変な思いをされているところに、さらにお店の継続というものが重荷になってしまったりはしていないでしょうか?
それがとても心配です。

質問者様の場合はご病気でしたが、例えば長く続いたお店を高齢で続けられなくなる方もいらっしゃいます。
その中には、運よく後継者が見つかる方もいれば、やむなくたたむことになる場合もあります。

残念ながら、お店は生き物と同じように永遠ではありません。
でもだからこそ、その経営者の想いや生きざまが反映されて、味が出てくるんだと思います。

若くしてのご病気は、大変お気の毒だと思います。
ただ、病気や高齢は、早かれ遅かれ誰にでもやってくるものなのです。

質問者様は、これからもご自身の身体と向き合い続けていかなければなりません。
それを踏まえて、今自分が変わることが必要かどうかではなく、今お店を続けることが自分にほんとうに必要かどうか、という視点で考えてみてはいかがですか?

一意見として、参考にしていただければ幸いです。

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