弟のたまりにたまった、税金の滞納について

年下の姉
2020/2/11
延滞・遅延

弟は長い間税金(固定資産税、自動車税、等)を納めていません。自動車が趣味の為家に十台以上の車が駐車していますが、車検を通していません。

かなりの滞納額で、銀行口座も差し押さえられましたが、その後自分名義のもの(保険、家、等)をほぼ全て妹名義に変更し、また給与は現金でもらって口座にいれないようにしています。

本人は未だ支払う気がなく、私にも代わりに支払うだけの能力はありません。

このまま放っておくとどうなってしまうか心配で、どこでどのように相談すれば良いのかよくわからず、こちらにご相談さでていただいております。

きちんとした手順を私が知ることで、それをするよう弟を励まし続けることが私の仕事と思っています。助言を宜しくお願い致します。

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回答1件

髙橋敏彦
弁護士
5位
大阪府
2020/3/5

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こんにちは。弁護士の高橋と申します。

税金は絶対に逃れることのできない最強の債務です。破産しても免責されず、支払わなければなりません。
税金は特殊で、催告された時点で時効が中断し、再度最初から時効期間が進行することになるので、基本的には時効が成立しません。

名義を妹に変更していたとしても、場合によっては詐害行為取消権の行使により、名義変更が取消になる可能性もあります。
車については、廃車扱いになっていたもしても価値のあるものには変わりありませんから、そのうちバレてしまい差し押さえを受ける可能性があります。

今後も口座を使えなかったり、会社がバレて会社に対して給与債権の差し押さえ命令がきたりする可能性もあり、絶対に払った方が身のためです。

会社が税務申告等をしていないような適当な会社なら今後も大丈夫かもしれませんが、いつなんどきなにがおこるかわかりませんので、税務署に分納の申し出をして少しでも払っていった方がいいのではないかと思います。

もし、給与についてもきちんと税金を納めていないなら、所得税の脱税などとして逮捕されてしまう可能性もあります。

よく弟さんと話し合ってください。