色んなビジネスに手を出しては失敗する義兄。ついには大学生の娘がバイトで稼いだお金まで求めてきました。

50歳になる義兄、主人の兄のことでご相談です。

今まで定職に就いたことはほとんどなく、移動販売をやってみたり、小規模な輸入をやってみたり、中古車販売に手を出してみたり、色々なビジネスに手を出しては失敗します。

もともと資金もないので大きな仕事はできず、損失額もたかが知れていますが、成功したことはほぼありません。しかし本人は悲嘆にくれることなく、次のビジネスについて情報を得てきてまたそちらに手を出します。

ビジネスを始める時は、絶対に成功する自信があるようです。大きな夢を描いていますが、あっさりと失敗します。同時進行で複数のビジネスを進め、全て失敗に終わることなども多いです。

義兄は非常に野心家です。しかし客観的に見て、この年までものにならなかった以上、これから何かに成功することなどないのではと思っています。

弟である主人は、時には義兄のことを見切りつつも、義兄の話す大きな夢に引きずられ、今回こそは成功するかもしれない、などと思うこともあるようです。

本人が勝手にやっている分にはいいのかもしれませんが、仕入れのお金、支払いのお金、生活費など常にお金に困っており、主人や私のお金はもちろん、大学生の娘のバイトで稼いだお金すら求めてきます。

借りる時には「何月何日に必ず返す」と具体的な日程を必ずあげますが、こちらから催促しなければそんな日はなかったことにされます。催促するとまた具体的な日程を挙げる、の繰り返しです。断ると恫喝してきたり、水道代や電気代などが切られる、と泣きついてきたりで、おとなしい主人は最終的に貸すことが多いです。

もう夢ばかり追いかけず、現実を見て欲しいです。怠け者ではなく、常に何か動いてはいるので、バイトなりを見つけて働いてくれたら何とかなるのではと思っています。主人が完全に見切りをつけることも難しそうです。義兄や主人に現実を直視してもらうにはどうすればいいでしょうか。