就職留年をして現在は休学中。奨学金の返済や年金の支払いの猶予が欲しいのですが・・・。

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22歳男です。私は現在、奨学金の返済に苦しんでおります。

私の家は貧乏だった為、4年制の私立大学に入る際にJASSOの第一種・第二種奨学金を満額借りることにしました。

その時の私は「これでお金には困らないな」程度に思っていたのですが、在学中に届くJASSOからの手紙に返済金額(約)880万と書かれていたのを目にした時、ようやく「自分にこれだけの借金があるのだ」と認識しました。正確には利子も含めて返済金額は約1千万ほどになっています。月の返済金額は約4万、これを20年続ける計算になっています。

これだけでも相当に大変なのですが、情けないことに、私が就職に失敗しました。奨学金の返済や家にお金を入れようと考えた結果、給与が高い企業の選考だけに参加し、その全てから不採用の通知が送られてきた時、捨て鉢になり家に引きこもりました。

それから私が外に出たきっかけは大学からの「就職決定報告がされてない」という旨の電話が来た時でした。事情を説明し、これからの事を考え就職留年という手段を取ることにしたのですが、留年しても学費が払えませんから、今年は休学し、学費を充分に貯めて来年から大学に復帰することを大学側と話し合って決めました。

この事は、情けなさや恥ずかしさで親や友人の誰にも言えず、周りには「卒業したけどフリーターとして働いている」と嘘をついています。

そこで相談なのですが、私が現在学生であるという点から、奨学金の返済猶予、国や市への月々の出費(例えば年金の支払い額の控除)等、少しでも月々の支払額を少なくすることはできないでしょうか。

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アドバイザー写真 佐藤 マリン
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JASSOは、奨学金を返還することが困難な方のために、減額返還制度と返還期限猶予制度という2つの制度を用意しています。これらの制度は、質問者が「現在学生であるという点から」ではなく、経済的な理由から返還困難と認められれば利用できるものです。

延滞したことによりJASSOから訴えられた事例もあるので、延滞する前にどちらかの制度を利用することが重要です。すでに延滞している場合に利用できるのは、返還期限猶予制度のみです。

毎月の返還額を減らせば返還できるという場合は、減額返還制度を利用します。減額とは、毎月の返還額が減るということであって、返還額の総額が減るということではありません。

毎月の返還額が2分の1または3分の1になり、その分だけ返還期間が延長されます。1回の申請による減額返還適用期間は1年ですが、1年ごとに申請することによって、最長15年適用されます。

毎月の返還額を減らしても返還できる見込みがない場合は、返還期限猶予制度を利用します。1回の申請により、1年間の猶予が与えられます。1年ごとに申請することによって、最長10年猶予されます。

どちらの制度でも完済までの期間が延長されますが、利息や遅延損害金は発生しないので、返還額の総額が増えることはありません。具体的な手続方法や提出書類については、JASSOのホームページをご確認ください。

また、国民年金については、学生納付特例制度があります。こちらは、質問者が「現在学生であるという点から」利用できるものです。

在学中は国民年金保険料の納付が猶予されますが、将来もらえる老齢基礎年金が少なくなってしまうというデメリットがあります。ただし、10年以内であれば追納することができます。具体的な手続方法や提出書類については、日本年金機構のホームページをご確認ください。

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