老齢の両親の住宅ローン。月々の返済額を抑え、なおかつ遺産相続で揉めない見直しの方法を教えてください。

この質問のタイトルとURLをコピーする
  • いいね!

満足度 1

現在父71歳、母69歳で17年前に自営業を始めました。ところが、8年前くらいから売上が減ってきていました。

支払い等で足りない分は、娘の私(44歳)が工面してきましたが、このまま続けてもメリットを感じず、去年お店を売却してもらうよう不動産屋に依頼しました。幸いにも短期間で買い手が決まりお店は手放すことで解決しました。

一方で、お店の建築費用のローン残高1000万、事業資金の借入金等々1000万を売却金額から支払うと手元にはほとんど現金が残りませんでした。

お店の売却を不動産屋に依頼している間に、私は住宅ローンの月の支払い額を下げたいと考え、銀行に相談に行きました。銀行は、残り数年で支払いが終了することや、保証会社の了承が得られないことを理由にローンの組み換えの承諾をしてくれませんでした。

しかし年金から、住宅ローンを支払うと、殆ど残らないことや将来は同居している私が親の面倒を見ること等を考慮し、ネットでリサーチしていたところ、親子間売買というものがあることを知りました。

私が用意できるお金が600万位なので、住宅ローンの残り1500万円を私名義でローンを組んで、月の支払いを下げるということができないか、親子間売買専門の不動産屋に相談しました。ところが、その条件を承諾してくれる銀行が限られていて、その銀行の設定金利で借りなおしても、月3万弱しか支払額が下がらず暗礁に乗り上げました。

私は、三人兄弟の一番上です。私以外は結婚して子供がいますが、相続する時には、住宅のみなので間違いなく揉めると思います。遺言書を書いてもらうことで、親の面倒を見る条件にするつもりですが、遺言書があっても遺留分の問題もあるので、遺留分の現金を兄弟に払うぐらいなら、生前贈与で税金をおさめたほうがいいのかなと色々考えていますが、どうしたらいいのか分かりません。

相続のことも含め、現状からの脱出に関し、何かいい方法がないかご教授願いたくご相談した次第です。どうぞ、よろしくお願いいたします。

回答は締め切られました

回答2

アドバイザー写真 ホルモン
  • 西岡 秀晃
  • ファイナンシャルプランナー
  • 15
  • 高知県
  • 2018/6/24
  • コメントコメントする
  • いいね!

満足度 0

回答させていただきます。

相続発生時の相続財産は、住宅のみということで、分けにくい財産になりますね。
このような形での相続対策となりますと、生命保険の活用が効果的です。

親子間売買を検討されていますが、親御さんに渡る売却金で一時払い終身保険に加入すると、相続発生時に保険金が保険会社から支払われますので、ご兄弟で分割することが可能になります。


もしくは、住宅は生前には売買せずに、相談者さまが契約者となり、先ほどの保険に加入します。

「一時払い終身(外貨建て)」
契約者…相談者
被保険者…父 母
受取人…相談者

この形態で加入します。
そして、相続発生時に住宅を相談者さまが取得し、生命保険金で代償分割という形でご兄弟に相続分もしくは遺留分を支払います。

一時払い終身保険は外貨建てのほうが予定利率がよく、大きなお金を生み出せる可能性がありますのでオススメです。

分けにくい財産は相続で問題になりがちです。
いかに分けやすい財産に変換するか、、、
生命保険はそれが可能になる数少ない手段です。
アドバイザー写真
  • 山下雄二
  • 住宅ローン業界の勤務経験あり
  • 1
  • 未登録
  • 2018/6/24
  • コメントコメントする
  • いいね!

満足度 1

相続のこと、よく理解されていると思います。
相続の際、ご兄弟がいれば遺留分が発生してしまいますが、住宅(及び土地)を生前贈与してしまい、他に資産が無ければ遺留分も発生しません。
つまり、後々、ご兄弟に遺留分を支払うこともありません。

次に住宅を親から子へ生前贈与する場合の税金ですが、贈与税が発生します。
住宅の贈与においては特別な控除枠があります。
一般的な贈与税の控除額は110万円です。
一方、住宅は、住宅が「省エネ」・「耐震」・「バリアフリー」など、いくつかの条件を満たしていると1,500万円、満たしていなければ1,000万円の控除を受けることができます。
贈与税は、残りの金額に対して発生します。
贈与者が直系尊属(父・母や祖父母)か否かで税率が変わりますが、今回はご両親ということで直系尊属の税率になります。
不動産の評価にもよりますが、不動産の評価から上記の控除を引いた残りの金額について税額を計算しましょう。
早見表はインターネットで「生前贈与 税金」などで検索すると出てきます。
次に住宅を親子間売買した時の住宅ローンですが、銀行で取り合ってくれないのであれば、信用金庫へ相談されては、どうでしょう?
どちらの銀行で住宅ローンを組まれているのか分かりませんが、特にメガバンクは住宅ローンに消極的です。
地方の支店であれば取り扱いをしていないほどです。
金融機関全体で見ても、住宅ローン金利は既に1%を切っている為、あまり利益にならなく、消極的なのも現状です。
そんな中、信用金庫を利用するメリットは、地域密着の金融機関だからこそ困った時は親身に助けてくれるという点です。
信用金庫で娘様名義の住宅ローンを申込、既存の住宅ローンを借り換えるという方法です。
信用金庫の申込は新規となるので、返済期間を変えることで毎月の返済額を調整することができます。
返済期間を延ばせば毎月の返済額は少なくなりますし、その逆も然りです。
土地と建物の名義を変更する必要も出てきますが、その点は信用金庫の申込の際に相談しましょう。
ご検討を祈ります。

質問のカテゴリ一覧

質問のカテゴリ一覧

返済延滞・遅延(39)
任意整理(4)
個人再生(3)
民事再生(0)
過払い金請求(2)
税金・公共料金(39)
教育ローン(18)
ブライダルローン(1)
事業資金(3)
アルバイト・パート(12)
質屋(0)
マメ知識(1)
家族の借金(13)
修羅場(4)
その他(111)

新規質問をする