借金の取り立ての訪問に怯えています。怖いです

こんにちは。

借金をしたのは消費者金融会社ではなく、闇金融や個人の金貸しでしょうか？
そのような回収の仕方をされるということは、少なくともまともではない業者に貸金債権が売られたのではないかと思います。

最後に返した時から10年経っていれば、時効により消滅するので返す必要はありません。

本来であれば弁護士が介入するところですが、記載の事情からすると、先方の連絡先はご存知ないと思います。

しばらく違うところに身を寄せる、引っ越しをして住民票を移さない、などして、取立てを回避するしかないでしょう。

行政書士、FPの藤澤と申します。

借金の取り立てに苦しんでおられ、心中お察しします。現在は昔のドラマのような取り立ては出来ず、適切な対処で防ぐことができます。その点を踏まえて、アドバイス出来れば幸いです。

現在取り立てを受けている借金について、確認すべき項目があります。
・借金をしてから取り立てを受けるまでに、返済や裁判、返済請求が書面であったか。
・借金は、どのような理由で、どこからしたものか。
・実際借り入れた借金と支払いを求められている借金の差額。
・取り立てを受ける際の、相手の言動や取り立て方法。

借金は貸金業という立派な仕事において、会社が貸付を行うお金です。ですので、貸金業規制法という法律やほかの法律の定めで運営をしています。昔テレビやドラマであったような横柄な取り立ては、こちらの法律で禁止をされています。具体的には、このようになっています。
・正当な理由もなく、早朝や深夜に電話やFAX、訪問等で取り立てを行う。
・正当な理由もなく、自宅以外のところは電話やFAX、訪問等で取り立てを行う、
・帰ってください(退去)とお願いしても帰らない。
・張り紙や看板で、周囲に借金があることを知らせる。
・他者からの借金で返済するように迫る
などがあげられます。

今回のケースでは、不退去罪という立派な罪になる可能性もありますので、警察等へ相談に行かれることをお勧めします。

また10年以上前ということですが、返済や請求の兼ね合いによっては、時効が成立していることがあります。ですが、時効は自分で時効であることを宣言しなければ効果がありません。今まで返済をした事があってり、支払い請求を受けていたりすると時効の期間が変わったりします。
さらに借金に対する利子も、違法又は法外な利子になっていないか確認が必要です。法改正により、借り入れに対する利子の範囲も決められており、いわゆるグレーゾーンが昔の存在しておりました。それらが解消されたことにより、過払金というものができましたので、その点も確認することが必要です。弁護士や司法書士へ相談し、債務整理や時効、過払金の相談されることをお勧めします。

借りたものは返すことが基本であり、それを返済せず、相手からのアプローチをないがしろにすることは決してよくありません。ですが、借りたものを返させるため、どんな取り立てや圧力をかけてもいいはずはありません。適切なところへ相談をし、適切な対処をすることで平穏な日々が戻ってきます。今は怖く苦しみ、お辛い日々を送られているかと思います。貯蓄等がない場合へ、法テラスであったり、無料相談などもあります。一人で悩まず、専門家へ相談をし、一日も早い解決がされることを願っております。