親に嘘をつかれ借金をされ学費も払えなくて困っています

初めまして、行政書士・FPの藤澤と申します。

お母様を信じ、お願い事をされていたかと思いますので、裏切られてしまったことは心苦しいかと思います。また今回に限らず、複数回あったととなると、何を信じていいかわからないかと思います。生活のことや学校のことなど、ご不安が多いかと思いますが、少しでも参考になるアドバイスをさせていただきます。

お母様がはなの様にしたことは、詐欺罪に当たります。親子であっても犯罪に代わりはありませんが、親族相盗例という規定にあたり、現実に罪に問われることはありません。ですが、昨年の知人に騙されてということについては、まだ訴えることができます。詐欺罪は相手や損害を知ってから３年以内であれば、損害賠償の請求ができます。また７年以内であれば、詐欺罪として告訴することもできます。まだ期間的に時効は迎えていませんので、弁護士への相談をされることをオススメします。

ですが、実際お母様が１年間動かなかったということは、現実問題難しいかもしれません。やや厳しい内容も含まれますが、現実的な話をさせていただきます。

今まで複数回お母様の行為で人生を狂わされてきたと書いてあり、今回を含めお母様に管理を任されたはなの様の行為も考え直さなければなりません。ご自身で学校へ納入することも可能ですし、ご自身の管理はご自身でされる、又は母方の祖母に協力を仰ぎ管理される方を変更する必要があります。
現在の状況で、学校への納入が難しい場合、学校に相談し延納を依頼する必要があります。その上で祖母に依頼し、日本学生支援機構からの借り入れや学費ローンで学費をまかないます。もちらん借金になりますので、今後返還する必要があります。日本学生支援機構は、はなの様が借入者になり、祖母や祖父などが連帯保証人・保証人となってもらうことでも借りられます。また４親等以内の親族でない場合、保証人がいない場合なども借りることができるため、現在検討できる内容の一つです。
もしくは、休学制度を利用し、フリーターとして稼ぎ、学校へ再度通学すること。通信制大学へ切り替える、夜間開講大学へ切り替えるなどの方法もあり、友人と大学に通いたい、とにかく大学を卒業したい、とりあえず働くなど、はなの様が抱いている気持ちに合わせて選択することをお願いしたいと思います。

また別手段となりますが、二年生まで進級され、６２単位以上取得されている場合は編入学ができます。今通われている大学でない大学や他の学部に興味がある、第一志望の大学に入れなかったなどがある場合は、一旦休学、退学し学費を貯め、借り入れをし編入する。上記合わせ、参考になればと思います。